top of page

デフスポーツを支えよう!

執筆者の写真: otonohachildotonohachild

更新日:2月2日

 1月18日(土)午後1時30分~山梨市民会館404会議室にて 開催された「デフスポーツを支えよう!」に参加してきました。

 デフリンピックの「デフ」とは、英語で「耳が聞こえない」という意味で、デフリンピックは、「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」なのです。(4年に一度、夏と冬に開催しています。)ルールは耳が聞こえない人のために工夫がされています。例えば100m走のスタートでは、ピストル音ではなく、光の点滅で示します。ラグビーやサッカーなどの競技は、笛と旗で示し、目でわかるように工夫しています。

 デフリンピックは、歴史も古く1924年に初めてフランスで開催されました。(9カ国148人の選手が出場→前回大会では100カ国3,100人が参加しました。そして今年日本で開催されるデフリンピックの理解を深めるため「みんなのデフリンピック」が上映されました。

 耳が聞こえないハンディーとして、体のバランスを取りにくく、情報量が少ないことが挙げられます。(耳には体のバランスを取る機能があるため)デフリンピックは目に見えない障壁があることを多くの人が理解する良い機会となります。

 映画上映の後は、デフアスリートの講演を聞きました。手話講師員養成講座の講師でもある羽田生子さんは、女子バレーボールチームのキャプテンとして西ドイツケルンで行われた第14回大会、アメリカロサンゼルスで行われた大15回大会に出場し世界3位の成績を収めたデフスポーツの✨トップアスリート✨でした。





 羽田さんは、大会中のハプニングや時差ボケのままの大会出場したことや、海外選手の背の高さに圧倒されたことなど当時の写真も投影しながら笑いも交えた講演会でした。

 輝かしいい成績を残した羽田さんから、当時大会の旅費、練習に係る費用もほとんど公費が無い中で、自費と寄付を募って大会出場や練習をしていた話を伺いました。

 見えない障壁の解消と理解を広めるために、聴覚者協会の会長等と県知事へ陳情するなどアクションを起こし続けてきた話も伺いました。


 そして、今年の11月5日には「東京2025デフリンピック」が初めて日本で開催されます。オリンピックは平和を守り、パラリンピックは勇気を生み、デフリンピックは「夢を育む」大会です。

 このデフリンピックの開催で、多くの方にデフスポーツの魅力を体感する機会が増えることや、見えない障壁への理解が広がる大会となることを願っています。大会の開催に向けてボランティアスタッフや寄付金も募っていることも知りました。

 耳のきこえない方やきこえにくい方が、暮らしやすい社会となるように、このブログをご覧の皆さんも自分のできることとして、まずは知ることから始めていきましょう!




「おとのは」は、やまなしSDGs推進企業として、地域共生社会の実現を目指しています。


閲覧数:41回0件のコメント

最新記事

すべて表示

コメント


​音の葉 株式会社

多機能型 児童発達支援・放課後等デイサービス「おとのは」

地域共生社会の実現に向けて取り組んでいます。
sdgs.png
やまなしSDGs推進企業
心のバリアフリー.png
やまなし心のバリアフリー
宣言事業所

©2023 「多機能型 児童発達支援・放課後等デイサービスおとのは」はWix.com で作成されました。

bottom of page