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執筆者の写真otonohachild

アナリストのように考える機能分析とプログラム

更新日:2023年12月4日


 11月24日(金)10:00~笛吹市役所にて、峡東圏域児童サービス事業所新人職員研修(第3回目)か開催されました。

 講師は筑波大学人間総合科学研究群リハビリテーション科学学位プログラム博士前期課程M1 服部 森彦さん

 研修のテーマは、「アナリストのように考える機能分析とプログラム」ちょっと難しい感じのタイトルですが分析の専門家(アナリスト)に近づけるようにグループワークを通じて学んできましたのでお知らせします。


 グループワークにてこんな問いについて話し合いました。

”貧乏ゆすり”はなぜするのだろう

・間が持たないとき、退屈やイライラするとき、なかなか良い考えが思いつかないとき、癖、自分のリズムなどいろんな意見が出ました。


”貧乏ゆすり”を生物(病気・けが・障害)心理(感情・心・価値・倫理)・社会(環境・人間関係・役割)に分析してみると、なぜ”貧乏ゆすり”をするのかが見えてくる。


座っていなければならない環境の中で”貧乏ゆすり”すると仮説を立てた場合

対応として、”貧乏ゆすり”を怒ったら⇒”貧乏ゆすり”がもっとひどくなった。(強化子)

対応として、「少しぐらい動いてもいいよ」と伝えたら⇒”貧乏ゆすり”が減った。(弱化子)


 このような学びの入り口から、行動分析の流れ・枠組み(仮説の立て方)へと学びを深めていきました。


 この学びを現場でどのように活かしていけるか?

 私たちは、生活のしづらさに直面している子どもたちの行動をしっかり観察し、子どもたちが生きる力を育むための支援ツールの一つとして理解し、取り組んでいこうと思いました。 まなぶ










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